看護師向け。飛び降り自殺した患者さんが見えてしまう時の対処法

愛知県に住む20代の女性看護師
整形外科ナース7年目
私は夜勤専門の勤務を二ヶ月ほどしていましたが、そのときに体験した話です。

恐怖体験をしたのはどんな病院?

急性期病院で、整形外科病棟です。毎日、入退院が激しく、またオペの数もとても多い大きな病院でした。夜勤の看護師は2人で、相手が仮眠中は1人でラウンドもいき、ナースコール対応など1人で対応していました。

どんな恐怖体験を?

その日はオペが数件あったのですが、患者さんの容体も落ち着いており、穏やかな夜勤でした。
休めるときに休んでおこうと先輩看護師が、先に仮眠にはいることになり、私はカルテの入力に取り掛かっていました。ふと気づくと、夜間2時過ぎだったので、ラウンドのため、懐中電灯をもって部屋を見回っていました。ここの病棟の一角には3台の洗面台があるのですが、薄暗く不気味で電気もチカチカしていて何故かあまり近寄りたくたい雰囲気が漂うところでした。私も薄気味悪く、いつも早足で通り過ぎていました。その日も同様で、早足で通り過ぎました。しかし、数メートルあるいたとき、窓はしまっているはずなのに生暖かい風が吹き込んできて、おもわず振り返りました。そうしたら、いつも薄暗い洗面台がさらに暗く見え、黒い人型のモヤモヤがかかっているではありませんか。私は怖くなり早足で詰所に戻りました。その後、先輩が詰所に戻ってくるのをまだまだかと待ちこの話をすぐにしました。そうしたら、あっけらかんと、あそこの洗面台の窓で昔、飛び降り自殺した患者さんがいて、私はみえるからいつも御守りと塩も持ってるよといっておられました。

その後の対策は?

その先輩が持っていた塩をとりあえず私に振ってくれました。その後、夜勤にはいるときは、私も御守りと塩を持ち歩くようになり、その場所は下を向いて早足で歩き、何があっても振り返らないようにしました。特にもう一度そのモヤモヤをみることもなく、私もその病院をやめるまでトラブルはありませんでした。